チャレンジャー 孫正義は成熟市場を破壊するか
少々長く書きすぎた。ここまではスプリントが「お買い得品」か「安物買い」か、という点を吟味してきた。次回は上位2社の新たな料金体系と、追随せずに「下流食い」に走るその他のキャリアの動きを紹介する。
米携帯市場を俯瞰した後で、最後にソフトバンクの挑戦を検討してみるつもりだ。市場や状況を踏まえると、チャレンジャー孫正義にとっては「教科書通りのdisrupt」が仕掛けられる機が熟している、と言えるかもしれないのだ。参考までにIT企業などによる「disrupt」の動きを示して、本稿を終えたい。
(敬称略)
チャレンジャーは何を破壊したのか
- iPhoneは何を破壊したのか
- iPhoneを葬るのは誰か
- グーグルが破壊する通信会社の既得権益
- 仏テレコム市場を破壊する異端児
- スクウェアが狙う商取引のルネサンス
- ジャック・ドーシー、世界制覇の野望
- プラットフォームの覇権争い:ピボットするグーグル
- 再び主戦場に降り立つマイクロソフト
- マイクロソフトとアップルの制空権争い
- デジタル家電業界のトヨタ
- アップル流で老舗デパートの体験を変革できるのか
- 「戦闘」から「戦争」へ
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