SRAは12月6日、メールアーカイブソフトウェア「MailDepotプレミアム」シリーズを発表した。ライセンス料は20Tバイトモデルが480万円、50Tバイトモデルが840万円。別途年間保守料がかかる。12月20日から販売、2013年2月8日から出荷する。
今回のMailDepotプレミアムは、現行の「MailDepot」の100万通のメールを1秒間で検索できるという全文検索機能はそのままで、より大規模なメール環境に対応したもの。上位の50Tバイトモデルは、1万人規模の企業が5年間にやり取りするすべてのメールを保存できるという。大容量化に伴い、メールの取込性能を向上させており、一括保存機能やバックアップ機能も強化している。
現行のMailDepotは、3000人規模の企業や大学を対象に2008年から販売。国内外の企業で多くの実績があるという。メールアーカイブは企業のリスク管理という観点から、コンプライアンス対策として有効なツールとして導入するケースが増えていると説明している。