SRA OSSの日本支社は12月11日、オープンソースソフトウェア(OSS)のデータベースソフトウェアの最新版「PostgreSQL 9.1」に対応した高可用性ソリューションの新版「PowerGres on Linux HA V9.1」の販売を開始した。共有ディスクとデータレプリケーションの2つのタイプを用意している。
PostgreSQLは日本市場に普及し続けており、利用範囲が拡大。より高い可用性が求められているようになっている。SRA OSSでは、この課題を解決するために「PowerGres on Linux」とPowerGres on Linux HAを提供している。
PowerGres on Linuxは、PostgreSQLをパッケージ化して簡単にインストールできるというもの。PowerGres on Linux HAは、Linuxで可用性を高めるためのクラスタリングソフト「LifeKeeper」とPowerGres on Linuxをセットにしたもの。PowerGres on Linux HAは、ワンストップサポートも提供される。新版のV9.1の動作環境はRed Hat Enterprise Linux 5/6とCentOS 5/6。

共有ディスクを使用した構成例

データレプリケーションを使用した構成例
価格はサポートの対応で異なる。ビジネスタイムにだけサポートする「ビジネスタイムサポート」と24時間365日体制でサポートする「24時間365日サポート」の2種類が用意され、初年度サポートの料金が含まれる。
ビジネスタイムサポートでは、共有ディスクタイプが189万円、データレプリケーションタイプが241万5000円。24時間365日サポートでは、共有ディスクタイプが237万7200円、データレプリケーションタイプが300万1950円となっている。