また、小型化とは反対の方向への流れも存在する。「MacBook Air」や、Intelチップを搭載したウルトラブックといった超軽量デバイスも携行デバイスの一種であると言えるはずだ。これらも小さく、軽く、手に取りやすく、必要な場合に備えて携帯できる。
Anderson氏の携行デバイスに関する予想は、かなり安全側に倒したものとなっている。われわれはPCの歴史における新たな曲がり角に差し掛かっている。その曲がり角の先では、小さく軽いという特徴が弱くて柔軟性に欠けるという意味を持たなくなる。今日の携行デバイス、すなわちタブレットやウルトラブックといったものは、コンピューティングデバイスとしてパワフルで完全な機能を有しており、われわれの仕事のやり方や生活に合わせる能力を持っている。コンピューティングはコンセントの有無で制限されるべきではない。そして、携行デバイスは進化の1段階でしかないのである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。