2011年3月のWeb 2.0 Expoに登場したKevin Kelly
ケリーによると、人間よりもロボットのほうがうまくやってのける職種には、製造や物流に関わる仕事——いわゆるブルーカラーの仕事だけに留まらず、多くのホワイトカラーの仕事も含まれる。
そういう「自動化で失われる仕事」の代表例のひとつとして挙がっているのが「ニュース書き」の商売だ。実際にナラティブ・サイエンスというシカゴのソフトウェアベンチャーでは、スポーツの試合の記録(データ)を材料にゲームの模様を伝える記事が自動的に生成されるような仕組みをすでに開発しているという。
WIRED新年号の表紙には、最近活躍が目立つ人気コメディアアン、ジミー・ファロンのとぼけた顔写真とともに「ロボットが乗っ取ろうとしている!」という大きな文字が踊っている。
これは私もうかうかしてはいられない。
追記
Baxterについては、11月にMIT Technology Reviewでも採り上げられていた。ロドニー・ブルックスが数年前までMITの教授を務めていた関係もあるかもしれない。
(敬称略)
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