
ビッグデータはさらに大きく、よいのものに
ビッグデータは、2012年のエンタープライズ市場でもっとも流行した言葉だった。これは簡単に言えば、ショッピングの詳細データ、気象情報、スマートフォンを通じて収集されたデータ、デバイスからのフィードバック、「モノのインターネット」に接続されたさまざまなデバイスなど、さまざまな情報源からの大量のデータを活用しようというものだ。
このデータは、情報とフィードバックから得られる未開発の資源であり、分析手法を用いることで、小売りの判断を変えたり、プロセスの流れを識別したりすることができる可能性があるほか、データの取引やデータの再販によって収入を増やすこともできる。
消費者から提供され、企業が収集する大量の情報からなる金鉱を掘り当て、今見えている世界を改善するため、ビッグデータ関連の仕事は2013年に急速に増えるだろう。リアルタイム分析は標準化されるはずだ。金融やバンキングの次の大きな動きを予想する能力は現実のものになり、企業はこの新たなデータ分析技術から得られた新たな戦略から、大きなメリットを得ることができるだろう。