
RIM、Nokia--復活か崩壊か
2013年には、2つの大手モバイル企業にとって瀬戸際の年になる。低調なスマートフォン「BlackBerry」を抱えるカナダのメーカーResearch in Motion(RIM)と、人類に知られているありとあらゆるモバイルデバイスに手を伸ばしていたフィンランドのNokiaだ。
RIMのBlackBerryの市場シェアは2012年に急落している。Nokiaは警戒すべきペースで減少している現金を節約するために、フィンランドのエスポーにある本社を売却した。NokiaもRIMもまったく利益を上げておらず、どちらの企業もまだリリース前で、市場に大きな影響を与えられるかどうか分からないデバイスや製品に社運を賭ける状況になっている。
RIMが生き残れるかは「BlackBerry 10」にかかっている。またNokiaがこの経済的に厳しい時期をしのぐには、NokiaとMicrosoftが中国に「Windows Phone」を売り込もうとしようとしていることを考えると、このOSがうまくいくことを祈るしかない。