一休.com、顧客対応強化のためヘルプサイトを刷新へ

ZDNET Japan Staff

2013-01-09 14:07

 ホテルや旅館の専門予約サイトを運営する一休が、顧客による製品やサービスの購入、利用における経験価値向上と対応コスト削減のため、オラクルのクラウドサービス「Oracle RightNow CX Cloud Service」を採用したことが分かった。日本オラクルが1月9日に発表した。

 一休は2012年9月末現在で280万人の会員を抱える。要望に沿った旅行がしたいという顧客ニーズが高まり、旅行内容の詳細にこだわる傾向が出てきたという。そこで一休は、丁寧な顧客対応を実施するためにコンタクトセンターの拡充に踏み切る。一環として、一休.comの顧客向けヘルプサイトの刷新を決定。既存会員により高い水準のサービスを提供し、リピート率の向上と新規ユーザーの獲得を狙う。

 新ヘルプサイトはOracle RightNow CX Cloud Serviceを活用。顧客の問い合わせに最適な回答案を自動的に提示し、自らの問い合わせに顧客自身が解決できるようにする。

 今後新しいチャネルとして、チャットによるカスタマーサポートを展開する予定だ。サイト内で欲しい情報が探せずに困っている、予約などの操作で困っている顧客をチャットでサポートする。インターネットを中心にした事業を展開する企業でも、窓口で担当者に問い合わせているような顧客体験をできるようにする考えだ。2013年3月1日に新ヘルプサイトに移行する予定としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]