ネオジャパンは1月11日、グループウェア「desknet's」などのユーザー企業を対象にメールシステムをクラウドで利用できる「desknet's on Cloudメールサービス」の提供を開始した。NTTPCコミュニケーションズの「WebARENA」を利用している。
desknet'sのほか後継グループウェアの「desknet's NEO」、ウェブメールシステム「Denbun」、顧客情報管理システム(CRM)パッケージ「desknet's CAMS」、クラウドの「desknet's on Cloud」や「Applitus」のユーザー企業を対象に提供される。
初期費用は無料、1アカウント月額210円で利用できる。最低12カ月の契約が必須となっている。ディスク容量は1アカウントあたり1Gバイト。60アカウントまでは全ユーザーで60Gバイトまで。61アカウント以上は、60Gバイトに加えて10アカウントごとに10Gバイトずつ追加される。
最小契約数は25アカウント。最大200アカウントだが、2月中にも300アカウントまで拡充される予定となっている。メーリングリスト管理や自動転送、自動返信などの機能も提供される。ウイルス対策機能として「Symantec AntiVirus Scan Engine」、迷惑メール対策機能としては「Symantec Brightmail AntiSpam」が提供される。
万が一の場合に備えてユーザー企業のデータを定期的に保存するバックアップ体制を整えている。複数のハードディスクにデータを格納するRAID方式を採用して、物理故障に備える。利用中のシステムとは物理的に異なるシステムに1日1回データを格納するバックアップ体制となっている。