ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は1月16日、オープンソースソフトウェア(OSS)の分散並列処理フレームワーク「Apache Hadoop」をベースにしたソフトウェア「Cloudera Enterprise」の販売を開始した。米Clouderaと業務提携している。
Cloudera Enterpriseは、企業向けのHadoopディストリビューション「Cloudera's Distrbution Including Apache Hadoop(CDH)」を中心に、管理ツールの「Cloudera Manager」やサポートサービスの「Cloudera Support」で構成、サブスクリプション形態で提供される。今回新たにリアルタイムクエリエンジン「Cloudera Enterprise Real Time Queries powered by Impala」を搭載して、非構造化や構造化のどちらのデータからも価値を引き出すことができるという。
SBTはサーバ「Supermicro」とCloudera Enterpriseを組み合わせた製品も提供する。Clouderaの認定を取得している。同製品の税別価格は1200万円から。価格には、Cloudera Enterpriseのサブスクリプション料金は含まれていない。