ソフトバンクテレコムは1月16日、閉域網で接続された環境でファイルサーバの機能を提供する「ホワイトクラウド ファイルサーバ」を発表した。価格は初期費用が26万2500円。2月1日から提供する。
ホワイトクラウド ファイルサーバは、事業所間や社内部門ごとに分散していたファイルサーバの機能をクラウド上に集約し、社内と同等のセキュリティレベルで管理する。ディレクトリサービス「Active Directory」との連携機能でアクセス権を管理し、ウイルス対策も標準で提供する。5Tバイトまで利用でき、5Tバイトごとに追加できる。
今回のサービスは、OS「Windows Server 2008 R2」に標準で搭載される機能を利用する。ソフトバンクテレコムのベストエフォート型仮想私設網(VPN)サービス「ホワイトクラウド SmartVPN」とセットで提供することで閉域網で接続できる。帯域保証型の「ULTINA IP-VPN」「ULTINA WideEthernet」も選択できる。
月額料金は1年契約で28万8750円、2年契約で23万6250円、3年契約で18万3750円。この料金にはSmartVPNの料金も含まれている。帯域保証型は月額2万円から利用できる。