#4:チームの結束を図るための社外行事を開催する
ありきたりのことだと思うかもしれないが、チームの結束を図る行事は士気を高めるうえで本当に役立つ。社外行事の例としては、週次や月次でIT部門のメンバー全員が一斉に1〜2時間職場を離れて昼食をとり、親交を深める(費用は会社持ち)といった簡単なものもある。こういった行事は、従業員同士の関係を強化するうえで役立つだけでなく、あなたが従業員の味方であり、彼らのことを第一に考えていると彼ら自身に知らしめるうえでも役立つ。
#5:特別価格を従業員にも適用する
企業は、コンピュータやその他のIT関連ハードウェアを特別価格で購入できる場合がしばしばある。あなたの部門の従業員に対してもこういった特別価格が適用されるようにすることで、彼らも新たなテクノロジを楽しめるようになる。部門の従業員が自宅でも最高のハードウェアを使えるようになれば、最新技術に乗り遅れることがなくなるうえ、あなたに対する見方も好意的なものになるはずだ。これは賄賂ではない。とは言うものの、部門内で何らかのインセンティブプログラムを実施し、さらに安い価格で購入できるようにすることも考えられるだろう。
#6:コンテストを開催する
特別価格での提供とともに、従業員が賞品を獲得できるコンテストを定期的に開催するのもよいだろう。賞品はタブレットや有給休暇などがお勧めだ。コンテストは仕事のなかで行うものであっても構わない(今期、顧客から最も多く称賛の声を集めた従業員や、最も複雑な問題を解決した従業員など)。ただ、こういったコンテストが公正なものであることを保証するとともに、特定の従業員をえこひいきしているなどと思われないように注意してほしい。
#7:ポジティブな励ましを行う
常に従業員を叱りつけていると、彼らは敵意と怒りで満たされるようになる。「全員がトロフィーをもらえる」ような職場を目指すのは望ましくないとはいえ、褒めることも忘れないようにしてほしい。そして褒める時には1対1ではなく、皆の前で褒めるようにしてほしい。スタッフミーティングは従業員を褒める絶好の機会である。