1月はじめに掲載されたGigaOMの記事には、ジョウボーン(Jawbone:註7)の製品をベストバイやコストコ、ウォルマートといた大手量販チェーンで扱わせることに成功した実績の持ち主をインテル・メディアが引き抜いたとか、アップルに10年以上勤め、iPhoneやiPodのマーケティングに携わっていた幹部をマーケティング責任者に据えた、さらには同社がUIのデザインをロンドンにあるW12 Studioというチームに委託した、などといった記述がある。
W12 Studioについては「IDEO、frog design、Method、Schematic、Fjordといった、世界でも名だたるデザイン会社に在籍した経験のあるメンバーが集まってつくったチームで、テレビ、電話、タブレット、PCなどの各分野で受賞経験あり」といった説明もある。
註7:Jawbone
Bluetooth接続のモバイルスピーカー(ブームボックス)や、Upというフィットネス関連のスマートフォンアクセサリなどで有名な新興企業。コースラベンチャー、セコイアキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ、クライナーパーキンスなどが出資。
一時はYahoo現CEOのマリッサ・メイヤーの社外取締役就任の噂も浮上していたがその後どうなったのか。
またThe Vergeの記事にはインテル・メディア幹部の話として「アップル、BBC、ディズニー、グーグル、ジョウボーン、マイクロソフト、ネットフリックス、ロヴィ、スカイ、ソニー・ピクチャーズあたりから人材を集めてきている。半導体関連のバックグラウンドを持つ人材に、ソフトウェアやメディアの仕事をやらせようというわけじゃない」といったコメントもある。