エンタープライズITを変える5つの潮流 - (page 2)

Joe McKendrick (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2013-05-01 07:30

3. テクノロジの大衆化

 IT関連の購入は、大きな予算が付いた提案依頼書よりも、アプリストア、クレジットカード、ダウンロード購入で行われることが多くなってきている。

4. 高いレベルの相互運用性

 「本当に求められているのは、任意の2つのソフトウェアが自動的に互いに協調して、滑らかな相互運用性を確立してくれることだ」。われわれには、このゴールを実現する技術がある。たとえば、RESTやウェブサービスがそうだ。「しかし、ベンダーに高いレベルの相互運用性を実現しようと努力させる唯一の方法は、われわれがその機能を持たないソフトウェアを買うのをやめることだ」。そして、これは実際に起こっている。

5.複雑なシステムエンジニアリング

 「今日では、統合ではなくガバナンスが新たなテーマとなっている。最高情報責任者は、最高ガバナンス責任者になりつつある。静的なエンタープライズアーキテクチャのフレームワークは、連続的なビジネス変革のベストプラクティスに道を譲りつつある。ビジネスプロセスマネジメントは、統合ベンダーの領域からようやく抜け出してきた(どのみち、統合ベンダーが統合を正しく理解することはなかった)」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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