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前VMware CEOのMaritz氏が仕掛けるアナリティクス基盤「Pivotal One」とは--EMC World 2013 - (page 2)

五味明子

2013-05-09 13:09

 「メモリ空間がクラウド越しにスケールするように設計しており、Cloudera ImpalaやHiveよりもはるかに高速なデータ処理が行える」とMaritz氏。データファブリックでは、インメモリ型のデータマネジメントシステム「GemFire」やHadoopディストリビューション「Greenplum」など、EMCとVMwareのオープンソースソフトウェア(OSS)ポートフォリオもデータファブリックに含まれることになる。

 アプリケーションファブリックではさまざまなツールや言語によるアプリケーション開発、サービスの提供、アナリティクスなどを可能にするレイヤだ。ここで注目したいのは、PivotalというブランドのもとになったPivotal LabsのSaaS型開発ツール「Pivotal Tracker」を取り込んでいる点だ。


Apache Hadoopに独自機能を付加し高速化を実現したPivotal HD

 EMCは2012年2月にサンフランシスコのベンチャー企業だったPivotal Labsを買収したが、ストレージのビッグベンダーであるEMCがアジャイル開発やモバイルアプリケーションに定評のあるPivotal Labsを手中に収めたニュースは多くの業界関係者を驚かせた。同じくEMCが買収したビッグデータアナリティクスベンチャーCetasの「Cetas Analytics」、VMwareの「Spring/vFabric」などもアプリケーションファブリックに含まれる。

 Pivotal Oneの提供開始は2013年第4四半期が予定されているが、Maritz氏はPivotal HD、Gem/SQLfire、Greenplum DB、Pivotal Labs、Spring/vFabricといったEMCやVMwareから移譲されたポートフォリオとHadoop基盤に関してはすでに入手可能だとしている。さらにPivotal HDを拡張したアドバンスドなデータベースサービスである「Pivotal HAWQ」も近いうちに提供を開始するとしてる。


近い将来に提供が予定されているPivotal HAWQの概要

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