Amazon Web Servicesは6月5日、データウェアハウス(DWH)サービス「Amazon Redshift」と、Amazon Redshift向けAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)のインスタンスタイプ「High Storage Instances」の提供を東京リージョンでも開始したと発表した。
Amazon Redshiftは、ペタバイト規模の処理をクラウド上で実施できるデータウェアハウス(DWH)サービス。一方、ハイストレージインスタンスは、DWHなどの大型データセットや高いシーケンシャル性能が必要なアプリケーションなど、1つのインスタンスで高密度なストレージを必要とする用途向けに設計されている。
Amazon Redshiftは、数百ギガバイトからペタバイト以上まで拡張できるのが特徴で、ウェブから数分で起動でき、テラバイトあたり年間1000ドル以下で利用できるという。
2012年11月の発表後、テラバイトからペタバイトのデータセットを扱うゲーム、モバイル、広告、製造、ヘルスケア、eコマース、金融サービスなど幅広い業界において、スタートアップ企業からグローバル企業まで、さまざまな企業による利用実績があるとしている。