編集部からのお知らせ
新着記事まとめ:アジャイル開発が支えるDX
新しい働き方の関連記事はこちら

「Google Apps」の拡張サービス「rakumo」に掲示板型情報共有ツール

田中好伸 (編集部)

2013-06-12 14:43

 日本技芸は6月12日、SaaS型のオフィスツール「Google Apps for Business(GAB)」の拡張サービス「rakumo」シリーズの新サービスとして“掲示板”型情報共有ツール「rakumoボード」(オープンベータ版)を公開した。無料で試用できるトライアルの申し込みを受け付けている。

 rakumoボードは社内で情報を共有するために、企業で慣れ親しまれている掲示板のスタイルを取り入れつつ、情報をコンパクトに表示できるダッシュボードの要素も含めた。ソーシャルメディアでコミュニケーションが円滑に取れていることを踏まえて、ダッシュボードの要素を取り込んだ。

 投稿された情報はリストで表示されずに、リアルの掲示板をモデルにしたデザインを採用し、目の前に付せんが並んでいるように視覚的な分かりやすさを優先させた。部署別やカテゴリ別など情報を複数のボードに分けることもできる。これで、時間がない時には関連する情報だけを見るといったことも可能だ。


 日本技芸の代表取締役社長の御手洗大祐氏は「rakumoはユーザーインターフェース(UI)やユーザー体験(UX)に注力している。rakumoボードでも、楽しく使い続けられるようにモチベーションを維持することを念頭に置いている」と説明する。このモチベーション維持策のひとつとして、rakumoボードでは「グッジョブ!」ボタンが搭載されている。

 グッジョブ!ボタンは、rakumoボードに掲載されている情報を読んだエンドユーザーが押すことで、書き手にフィードバックすることを狙っている。使い続けられる方策として、画像を貼り付ける機能も搭載する動画を埋め込む機能も搭載する予定だ。

 リッチテキスト編集機能も搭載されている。ややもすれば、無味乾燥になりがちな掲示板だが、表現豊かな情報にすることで、同じ環境で働く仲間の新しい一面を知られるきっかけになることも狙ったものだ。

 rakumoは「中小企業の生産性を向上させることが目的」(御手洗氏)。中小企業は業務のすべてを「まとめてIT化する余裕がない」(同)ために、個別にIT化することを前提としている。カレンダー機能を提供する「rakumoカレンダー」、社外や社内の連絡先を管理する「rakumoコンタクト」など個別に提供している。

 ここで重要となるのが、データをいかに簡単に連携できるかが問われる。1回のデータ入力で複数のシステムで共有できれば、システムを使い続けることのメリットを得られるからだ。

 rakumoボードの現在のオープンベータ版では、rakumoカレンダーと連携できるようになっている。rakumoカレンダーに登録した予定がrakumoボードに自動で反映され、普段rakumoカレンダーを見ない、社内のメールに埋もれているエンドユーザーにも情報を伝えることができるようになっている。

 rakumoボードへの投稿と同時にrakumoカレンダー上での出欠確認を促進できるようになり、イベントの告知から参加者の管理といった使い方もできると、そのメリットを説明している。将来的には、ワークフローを管理する「rakumoワークフロー」と連携することも予定している。

 rakumoボードの試用期間は7月12日まで。正式版の月額利用料は1アカウント158円。GABのライセンス料が別途必要。トライアルを利用した企業は、正式版の料金が初年度だけ特価で利用できるという。

 GABを業務での情報基盤として活用する中小企業は増加している。GABに標準で用意されているウェブサイト構築ツール「Google Sites」を使って、イントラネットを構築するケースも増えていると見られるが、高機能であるために、初めてのユーザーにはハードルが高いと言われている。

 シンプルには使えず、新着情報が分かりにくい、既読と未読の管理ができないとも指摘されている。そのため、別途グループウェアを利用するケースもあるとされている。今回のrakumoボードは、こうした背景を受けて開発されている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]