拡大してきたSDN
サーバ仮想化技術がデータセンターのあり方を大きく変えクラウド時代をもたらしたのと同じように、今後ネットワーク機器からデータセンターのあり方を大きく変えると期待されている技術概念が、ソフトウェアでネットワークを定義するという「SDN(Software-Defined Netowrking)」だ。
ただ現状では、本格的な普及にはもう少し時間が必要となりそうな印象だ。SDNの中核となる技術標準「OpenFlow」については、安定版としてv1.3が2012年に公開されており、1.3対応製品も増えつつあるが、まだ現状ではマルチベンダーでのSDNを不安なく構築できるような段階には至っていないとされる。
その相互接続デモンストレーションを、ベンダー各社が参加して行っているのが「SDN ShowCase」ブースだ。昨年の倍近い25社1団体が参加してブース内の共有ラックに実機を置いて展示、30種類のデモを用意しているという。このSDN ShowCaseについては基調講演K-27でパネルディスカッションもあり、次回記事でお伝えする予定。
写真はSDN ShowCaseブース
Interop Tokyo 2013
写真で見るInterop Tokyo 2013--幕張メッセに張りめぐらされた先進のネットワーク「ShowNet」の正体 - 17/18
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