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「3Kではなく、3Aを目指したい」--JISA新執行部が語る日本のIT業界の今後 - (page 2)

大河原克行

2013-06-20 10:57

 国際連携を担当する五十嵐氏は「JISAの強みは、過去30年間、世界の情報サービス産業関連団体と深い交流を行い、人的ネットワークを作っている点である。世界につながるゲートウェイ機能を持っており、個々の会員企業単位では難しい国単位での接点作りや情報提供、ビジスネ環境作りで会員企業のグローバル化に寄与したい」と語った。



五十嵐隆氏(富士通エフ・アイ・ピー相談役)

國井秀子氏(Pro-SPIRE顧問)

島田俊夫氏(シーエーシー代表取締役会長)

 技術強化担当の國井氏は「技術委員会の中に技術企画部会を設置した。この組織を通じて、市場のダイナミックな変化を吸収していくことになる。ソフトウェアエンジニアリング部会では、新たにビッグデータの調査ワーキンググループを作り、新たな流れに対応していく」と説明した。

 「日本の情報サービス産業は、新たな技術を取り込んでいく点というでは問題はないが、社会的な価値につなげるイノベーションへの対応が弱いという反省がある。コミュニティの活動などを通じて強化していきたい」(國井氏)

 市場創造チャレンジ担当の島田氏は、「われわれの業界のビジネスモデルは氷山の一角のように小さくなっている。これを崩すには、業界の認知度を改めて認知度を上げていかなくてはならない。記者会見も、この会場に入りきれないようにしなくてはならないと感じている」と危機感を訴えて、今後の展望を語った。

 「新たな市場創造としては、日本のITサービスを海外に売ることがこれからの挑戦となる。たとえば、遠隔医療は日本では規制が厳しく着手できないが、海外市場であれば十分に挑戦できるという背景もある。バーレーンやカンボジアなどの新たな市場で、個社ではできないような取り組みを業界団体として進めていく。今後2年間で道筋を作り、新たな市場の開拓につなげ、業界の活性化につなげたい」(島田氏)

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