日本ヒューレット・パッカード(HP)とフォーティネットジャパンは7月17日、中堅中小企業向けネットワークセキュリティ分野での協業を開始した。HPのサーバやネットワークスイッチと、フォーティネットの統合脅威管理(UTM)アプライアンス製品を統合する。
日本HPのIAサーバ「HP ProLiant」やスイッチ「HP ネットワーク」とUTMアプライアンスの「FortiGate」「FortiMail」「FortiAnalyzer」「FortiManager」を統合、仮想サーバ環境に最適な構成を作成し、事前に検証して、推奨構成として展開する。新たなセキュリティプラットフォームを商品企画し、ソフトバンクBBなど両社の販売パートナーを通じて9月から提供する。
協業の背景として両社は「中堅中小企業でサーバーの仮想化は進んだものの、ネットワークやストレージに関する仮想化が検討されていないケースが多い。サーバ仮想化環境でのセキュリティ対策に苦慮する企業が増加している」と説明した。