サーバ14台を「垂直統合型」1台に集約--クラウドサービス提供のデジジャパン

怒賀新也 (編集部) 2013年07月30日 14時41分

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 日本オラクルとアシストは、オラクルのソフトウェアとハードウェアを一体化したエンジニアドシステムのデータ ベースアプライアンス「Oracle Database Appliance X3-2」が、デジジャパンに採用されたと発表した。

 デジジャパンは、寺岡精工グループのIT戦略会社で、クラウドサービスやPOSレジ販売を軸に事業展開するIT総合企業だ。売り上げ、仕入れ、勤怠管理をまとめてサポートするフードサービス統合システム「DELIOUS(デリオス)」などのクラウドサービスを国内外で提供している。

 このクラウドサービスの基盤となるデータベースシステムは、従来アクティブ/スタンバイ構成の「Oracle Database Standard Edition」を中核としたシステムを増強することで、サービス拡充、ユーザー数の増大に対応してきた。

 しかし、クラウドサービスという特性上、24時間365日の安定稼働が必須であることに加え、今後国内での事業強化および海外への展開によるサービス拡大や、さらなるユーザー数増加を見据え、2013年2月より本格的なシステム刷新に着手した。

 汎用サーバでの構築も含め検討を重ねた結果、ダウンタイムの最小化と安定稼働の実現、新システムの導入までの人的リソースやハードウェアも含めた構築費用、サービスごとに保守・運用してきた負荷を軽減できるという今回の製品を採用したという。

 6月末に設置が完了し、現在社内検証中。7つのシステムで利用していたアクティブスタンバイ構成のサーバ14台を1台のDatabase Appliance X3-2に集約。消費電力、サーバ設置面積の大幅縮小が図れることや、データのインポート速度を従来の7~8倍にできるなど、効果をアピールしている。

 10月初旬から本格稼働する予定の新システムの運用に当たり、「Oracle Real Application Clusters」によるダウンタイムの最小化、ユーザー数の急激な増加に対応しやすくするコア拡張、パラレル処理、「Oracle Partitioning」によるデータ処理性能により、クラウドサービスが向上するとして、デジジャパンは大きな期待を寄せているとのことだ。

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