村田学園、仮想デスクトップ環境を刷新--シンクライアントを採用

山田竜司 (編集部) 2013年08月21日 11時19分

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 学校法人の村田学園は運営する3つの教育機関にシンクライアントを導入して、仮想デスクトップ環境を構築した。システムを導入したワイズテクノロジーが8月20日に発表した。

 村田学園が運営する、東京経営短期大学と村田女子高等学校、村田女子中学校には合計700人以上の学生が通っている。同学園では「教育研究情報センター」がIT部門となっている。これまで学内クライアント環境の効率化策として、2005年にコンピュータ演習室の全端末をiMacにしてディスクレスブートシステムを構築し、2010年には画面転送プロトコル「Citrix ICA」をベースにしたリモートデスクトップ を採用した。

 しかし、クライアント端末台数の増加や老朽化に伴い、ハードウェアやソフトウェアの刷新やメンテナンスに要する管理負荷が増えてきたという。例えばクライアントへの画面転送の反応が重くなり、新OSや接続ソフトウェアへの対応が困難になるなど、管理上の作業が増加した。また時代のニーズに即して変更される教育カリキュラムへの対応など、同センターが対応するべき内容は年々高度化していったという。

 このような状況の改善策として、一元管理可能なシンクライアント環境に移行することを決定。2011年に教育研究情報センターのサーバルームから各校の教室や職員室の既存の端末にアプリケーションを配信、管理する仕組みを整え、2013年にPC教室でシンクライアント端末を順次展開、7月には短大事務局への導入が始まったという。

 新システムの端末にはシンクライアント「Wyse T10」、ソフトウェアには「CitrixXenApp(現在はCitrix XenDesktop)」が採用された。Wyse T10は、独自開発OS「Wyse ThinOS」を搭載しており、高負荷のソフトウェアでもスムーズな動作が可能であることが採用理由の1つという。4~5Mバイトのファームウェア容量でも動作し、端末を箱から出してすぐに使ることも評価された。

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