NTTデータと日本オラクルは8月26日、Twitterデータの分析や活用で協業することを発表した。NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」とオラクルのデータ検出ソフトウェア「Oracle Endeca Information Discovery」を組み合わせる。
具体的には、EndecaにTwitterデータ提供サービスのAPIを組み込むことで、Endeca導入後すぐにユーザー企業がツイートデータを分析できるテンプレートを開発する。Endeca上のデータとツイートデータを組み合わせて、高速に処理、集計、分析して可視化するためのユーザーインターフェースのテンプレートも開発する。今回の協業では、NTTデータ内に専任のコンサルティング組織を立ち上げる。オラクルはグローバルでの活用ノウハウを含めて技術的に支援する。
NTTデータは2012年9月に米Twitterと契約を交わして、国内唯一のデータ再販事業者としてツイートデータを提供、分析している。Endecaはデータウェアハウスやトランザクションシステムなど企業の内側のデータに加えて、ウェブログやソーシャルメディア、センサなど企業の外側にある構造化データ、準構造化データ、非構造化データの検出と分析を担う。