ライセンスは、CGSS(Comprehensive Security Suite)パッケージライセンスの場合、ウイルス対策(Gateway Anti-Virus)、スパイウェア対策(Anti-Spyware)、侵入防止(Intrusion Prevention)、アプリケーション制御(Application Intelligence and Control Service)、コンテンツ&URLフィルタリング(Content/URL Filtering)、8x5サポートが利用できる。各機能ごとに組み合わせるライセンスも用意する。
パフォーマンスについては、従来機種と比較して、ファイアウォールや侵入防止などの機能を有効にした場合のスループットがいずれも、2倍程度になっていることをアピールした。
※クリックすると拡大画像が見られます
比較表の中でFirewall DPIと表記されているのは「フルDPI」の意味で、ウイルス対策、侵入防止、コンテンツフィルタなどDPIを使っているすべてのセキュリティサービスを同時に有効した場合の数字になる。Firewall DPI-SSLはそれらのSSL環境下での数字だ。
たとえば、Firewall DPI/Firewall DPI-SSLを機種別にみると、低い順に、0.3Gbps/0.5Gpbs、0.5Gbps/0.8Gbps、0.8Gbps/1.6Gbps、1.3Gpbs/3.0Gpbsとなり、「WAN側の回線が1Gbpsが多いことを踏まえると、ミッドクラスの機種として十分なパフォーマンスを出せている」とした。
スループット | NSA 3600 | NSA 4600 | NSA 5600 | NSA 6600 |
---|---|---|---|---|
ファイアウォール(bps) | 3.4G | 6G | 9G | 12G |
アプリケーションインスペクション(bps) | 450M | 800M | 1.6G | 3.0G |
IPS(bps) | 1.1G | 2.0G | 3.0G | 4.5G |
ウイルス対策(bps) | 600M | 1.1G | 1.7G | 3.0G |
最大接続数 | 32万5000 | 50万 | 75万 | 100万 |
最大DPI接続数 | 17万5000 | 25万 | 50万 | 60万 |
秒間新規接続数 | 2万 | 4万 | 6万 | 9万 |