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マルチタスク能力は長所じゃない?--最新の脳科学から読み解く仕事の進め方 - (page 2)

Patrick Gray (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2013-09-06 07:30

実践的マルチタスク

 こういった研究成果をあなたの会社で生かすには、複数の作業を同時にこなすという非人間的な能力の追求をやめることだ。このような目標を追い求めても、イライラの高まりや、パフォーマンスの低下を経験するのが関の山であり、最悪の場合には成果物の品質や生産性の低下を引き起こし、組織に大きな損失をもたらしてしまう。複数の作業をやりくりするうえで不可欠なのは、それぞれの作業をまとめ、優先順位を確定するという行為であるため、作業の管理能力や追跡能力を培ってほしい。それには、しっかりと決められたシステムと一連の手段を使えるようになることが必要かもしれないし、次の電子メールを処理する前や、ピーピー鳴っているデバイスに手を伸ばす前にちょっと時間を取って考えをまとめるようにするだけでよいかもしれない。

 最後に、目の前にある作業には100%集中するようにしてほしい。例えば筆者の場合、ツイートや電子メールといったさまざまなものに気を取られずに執筆できるようPCの通知をすべて無効化すると、原稿の執筆速度とその品質が著しく向上した。誰かと会話する場合でも、相手とその話に100%集中していれば、相手も会話に対してより前向きになり、集中してくれるはずだ。

 簡単に実践できるこれらのテクニックを使えば、複数の作業がずっと効率よく管理でき、脳を最も効率的に活用できるようにもなる。こういった考えは今までのマルチタスクに関するものとほとんど変わらないように見えるものの、これらのテクニックを1日か2日試してみるだけで、天と地ほどの差が実感できるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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