ネットワークストレージ、DASからの移行進む--効率化や高度化狙う

山田竜司 (編集部) 2013年09月06日 17時58分

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 IDC Japan は9月5日、国内オープンネットワークストレージ市場の2012年の実績と2017年までの予測を発表した。2012年の国内オープンネットワークストレージの売上額は前年比6.9%増の1324億2600万円だった。ここで言うオープンネットワークストレージは、メインフレームを除くUNIXやWindows、Linux、NetWareなどのオープン系システム向けストレージで、SANやNASで接続されているものを指している。


2010~2017年の国内オープンネットワークストレージ市場売上額実績と予測(IDC提供)

 国内外付型ディスクストレージシステム市場では、メインフレーム向けやオープンシステム向けのDASがマイナス成長を続ける。オープンネットワークストレージ市場は2011年度、「ハイエンドのFC-SANで通信事業者向けの大型案件が複数あった」「サーバ仮想化向けにiSCSIが大幅に増加した」「NASにサーバ仮想化やバックアップ、アーカイブ向けで需要があった」などから成長した。2011年ほどの成長幅ではないが、2012年も成長を継続し、同市場は3年連続でプラス成長したという。

 2012年の国内外付型ディスクストレージシステム市場全体に占めるオープンネットワークストレージの比率は、2008年の58%から2012年は78%まで上昇した。「2012年の国内オープンネットワークストレージ市場の特徴としては、ストレージサプライヤーの成長率やシェアに差が生じたことが挙げられる」(IDC)。

 IDCでは、2012~2017年における国内オープンネットワークストレージ市場の年平均成長率(CAGR)を4.1%、2017年の売上額を1618億2900万円と予測する。ストレージ運用の効率化や高度化を目的としたDASからの需要シフトや、x86サーバ仮想化環境向けやクラウドインフラ構築での利用などが、2013年以降のオープンネットワークストレージ市場の成長をけん引すると予測している。

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