日本オラクルは9月17日、企業のサプライチェーン業務を支援するインメモリアプリケーション製品の提供を開始したと発表した。ロジスティクス、需給計画、原価計算などの業務に利用する4種類のアプリケーションを提供する。
製品名は「In-Memory Cost Management」「In-Memory Logistics Command Center」「In-Memory Consumption Driven Planning」「In-Memory Performance Driven Planning」。
新製品は、企業のサプライチェーン業務において基幹システムのデータをもとに計算し、高速な分析やシミュレーションが求められるロジスティクスや需給計画、原価計算を実行する。ハードウェアとソフトウェアを一体化した垂直統合型システム「Exadata Database Machine」と、アプリケーションを集約し高速実行させる「Exalogic Elastic Cloud」、分析マシン「Exalytics In-Memory Machine」を基盤に稼働する。
垂直統合型システムの特徴を生かし、従来比約9倍という高速処理を実現し、サプライチェーン業務における生産性向上と迅速な意思決定を支援するとしている。