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大河原克行のエンプラ徒然

2014年に30周年--非公開という自由を選択した“青年”デルはどこに行くのか - (page 2)

大河原克行

2013-09-25 15:03

「ソリューションプロバイダーへの変革」を目指すDell

 Dellが目指しているのは「ソリューションプロバイダーへの変革」だ。それに向けて、この数年で19社を買収してきた。

 Felice氏は「これまで買収した企業の製品やサービスを社内で消化し、落とし込んでいく作業にも力を注ぐ必要がある。しかし、今足りないモノや、Dellが目指す方向に合致する会社があれば、買収は継続的に進めていくことになる」とする。

 買収対象となる企業の条件は「インフラにおいて優れたテクノロジを持った会社であること」「実用的なイノベーションを持っていること」「標準技術を駆使する企業であること」だとFelice氏は語る。

 「実用的という意味には、使いやすいという点とニッチではなく幅広い顧客に使ってもらえるイノベーションを持っていることが含まれる。Dellが行っている買収は、売上高を伸ばしていくための買収ではなく、Dellが持っていなかった技術を補うことができる企業の買収が中心となる」(Felice氏)

 そして、システム管理やセキュリティ、情報管理などの部分を強化していく必要があるとも語る。

自由を手に入れた“青年”Dell

 Felice氏は来年30周年を迎えるDellを「人間に例えると青年期にある」と語る。

 「Dellの起業家精神は今でも生き続けており、貪欲に勝利を追求する文化、顧客を第一に据える文化というのは、今でも変わっていない。その上で、これまでの経験から自らを振り返り、どういう方向に持って行けばいいのかといったことを冷静に考えることができるような体質も備わっている。青年期の人間と同じく、それだけ成熟してきたということだ」とDellを擬人化して自己分析する。

 非公開企業となったDellは、これまでになかった“自由”を手に入れた。自由を手に入れた青年は、どんな一歩を踏み出すのだろうか。

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