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コンピュータの修理をタダで引き受けてはならない10の理由 - (page 2)

Brien Posey (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2013-10-11 07:30

#4:人は無償のものに価値を見いださない

 人は、人生において最も価値あるものは最も高価なものであるという考えを刷り込まれているようだ。この事実は、他人のコンピュータを無償で修理する際に問題となる場合もある。つまり、あなたのアドバイスは誰のアドバイスよりも安っぽく受け止められてしまう場合もあるわけだ。

 具体的な例を挙げてみよう。筆者の家族に、いつもコンピュータの質問を投げかけてくる人物がいる。筆者は愛想良く質問に答えようとしているものの、筆者の答えが気に入らない場合もしばしばあるようだ。こういった場合、その人物は兄弟やおばなど、IT経験の一切ない家人が筆者とはまったく逆のことを主張していると言ってくるのだ。そしてこの人物は筆者のアドバイスを無視するようになったわけである。

#5:無償のITサポートを今後もずっと期待する

 誰かのコンピュータを無償で、しかも無事に修理できたとしても、そうした成果のせいで逆に困った状況に陥る可能性もある。その人がまたしても助けを必要とするようになった場合、あなたのおかげで助かったことを思い出すはずだ。このため今後もずっと、マルウェアの除去からOSのアップグレードにいたるまでのあらゆる作業に対する手助けを頼まれてしまうかもしれない。

#6:人は無償のITサポートが得られると、危険な行為に走りがちとなる

 これは、コンピュータ関係の問題を抱えている知り合いに対して手を差し伸べるという行為にまつわる、最も大きないらだちである。友人や家族は、コンピュータの問題に遭遇しても常に解決してもらえると思ってしまうと、自らで問題を回避しようとはしなくなってしまう。このため、危険な行為や筋の通らない行動に走ってしまう可能性もある。

 いくつか例を挙げてみよう。筆者の友人のなかに、10代の息子がインターネット上で手に入る無料のアダルトコンテンツを探しているうちに、さまざまなマルウェアを感染させてしまったと泣きついてきた人物がいる。その感染状況はとてもひどいものであったため、筆者は問題のコンピュータを元通りの状態に戻すのに週末を丸ごと費やす羽目になった。修復後、筆者は友人に対して、息子にはコンピュータを使わせないようにするか、強固なサンドボックス環境内でのみインターネットアクセスを許すよう助言しておいた。しかし数日後、友人はコンピュータがまたしても感染したと伝えてきたのである。その友人と少しやり取りした結果、「学校で必要なものをダウンロードできるよう」、彼は息子に管理者パスワードを教えていたことが分かった。

 もう1つ例を挙げてみよう。筆者は1度だけ、家族が持っているコンピュータのハードディスクを換装したことがある。経緯を詳細に記して読者を退屈させるつもりはないが、ハードディスクの換装作業自体はスムーズとはとても言えないものだった。BIOSの互換性から物理的な筐体の形状に至るまでの、ありとあらゆる問題が噴出したのだ。その結果、すべてを正常に機能させるまでに一晩かかってしまった。しかし、作業を終えた筆者が自宅に着く頃に、コンピュータの持ち主からボイスメールが届いた。その内容は、8歳になる息子にコンピュータの知識をつけさせるために、コンピュータを分解させてみたところ、元に戻せなくなったというものであった。

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