SAPジャパンは10月15日、中堅中小企業(SMB)向けのビジネスインテリジェンス(BI)ツール「SAP Crystal Solution2013」を発表した。ビッグデータへの接続機能を追加し、モバイル対応を強化した。
SAP Crystal Solution2013はデータ検索や閲覧、レポート、帳票などの機能を持つSMB向けBIツールである。
新機能として、インメモリデータベース「SAP HANA」との接続強化や、Amazon Web ServicesにおいてHadoop機能を貸し出すサービス「Amazon Elastic MapReduce」などに対応し、ビッグデータへの接続が可能になった。
プラットフォームとしては新たにオンライン分析処理サーバの「Oracle Essbase」「Oracle OLAP」に対応した。さらにモバイル対応を強化し、いままで別のアプリだった「帳票、ダッシュボート閲覧」と「分析」機能が1つのアプリで利用できるようになったという。