解雇する従業員を見極める10の兆候--米国の事情 - (page 3)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2013-10-25 07:30

#8:理不尽な要求

 従業員が自らの仕事や作業環境に不満を抱くようになると、非現実的な要求を口にし始める。つまり実質的に解雇を望むようになるわけだ。こうしたケースに遭遇した場合、その願いを聞き届けるのがよいだろう。ただ、1つだけ考慮しておいてほしい。複数の従業員が理不尽な要求をしているのであれば、背後にそれをあおっている誰かがいるのか、あるいはそういった要求を生み出すような環境を実際に作り出してしまっていたのかを、見極めなければならない。責任を持って、状況を客観的に把握してほしい。ひょっとしたら簡単に解決できる方法が見つかるかもしれない。

#9:余剰性

 あなたが幸運なのであれば、あるスキルが必要とされる間は、その必要性に波があっても、そのスキルを持つ人材を雇用し続けられるはずだ。仕事の依頼が多い時にはそういった余剰性に救われるが、景気が悪くなると必要以上の出費に苦しむ羽目になる。最も重要なのはバランスを保ち続けるということだ。しかし景気が悪化すれば、人材を減らし、必要に応じてその都度外部契約者に頼るという厳しい決定しかなくなる可能性もある。

#10:人間関係

 ここではオフィスにおける平凡な政治力学を語るつもりはない。本項における人間関係とは、感情的な問題や恋愛にまつわる問題を意味している。従業員間の恋愛を禁止するポリシーを作り出すのは難しいが、賢明な考えではある。誰しもがあまり認めたくはないものの、社内恋愛は大きなトラブルの温床になり得るのである。この手のトラブルが発生した場合、やりたくもない後始末に追われる羽目になる。このため、職場での人間関係についての強力なポリシーを作成しておき、問題が起こらないようにしてほしい。そして、そのポリシーに背いた人物は解雇されなければならない。

 従業員の雇用や解雇は難しい仕事だ。信頼でき、安心して働ける環境を作ろうとしているのであれば、特に難しい仕事となるはずだ。結局のところ、難しい決断が必ず待ち構えているのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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