
Kinect for Sign Language
全世界の難聴者は3億6000万人といわれており、中国でも21万人が難聴患者だという。こうした難聴者は、コミュニケーションの障害に直面しているのが現状だ。
Kinect for Sign Languageは、Kinectを使用することで手話を理解するツールであり、Bing辞書や翻訳技術、言語モデリング、3Dモデリングといった技術を活用し、自然言語処理と音声合成機能で会話ができるようになっている。
MSRAでは「聴覚障害者の生活を向上させられる技術であり、コミュニケーションの障壁を打ち破ることができる」と説明している。この技術は、コンピューティング技術研究所、中国科学院、北京連合大学と提携して研究しているという。