ポリコムジャパンは11月6日、映像会議基盤ソフトウェア群「Polycom RealPresence CloudAXIS」の提供を開始した。価格はオープン。パートナー企業から販売される。機能は、必要に応じてパートナー企業に問い合わせて導入できる。
RealPresence CloudAXISは、Internet Explorerなど主要なブラウザを使って映像会議を展開するためのソフトウェア群。大企業が企業の内外と映像で会議を開くことができる。サービスプロバイダーが導入してクラウドに載せて使うといったこともできる。サービスプロバイダーは、自社の顧客と映像でやり取りしながら問い合わせに対応することもできる。
今回のソフトウェア群は、ファイアウォールの内外からブラウザを使ってモバイル端末や映像会議システムと接続できる。ブラウザとウェブカメラを使うユーザーでも、720pで30fpsの画質でやり取りできる。
また、SkypeやGoogle Talk、Facebookとも連携する。これらのメッセージングサービスにある連絡先とプレゼンスの情報を映像会議の画面の上に表示して、在席が確認されたユーザーに、インスタントメッセージで映像会議に招待できる。
例えばFacebookページを開設している企業が、そのFacebookページをフォローする顧客からの問い合わせに対応して、映像会議へのURLを表示。そのURLをクリックすれば、顧客は企業とのやり取りを映像を見ながら展開できる。映像会議へのURLはウェブページやメールにも掲載でき、顧客が望む方法で映像会議に招待することができる。