日立製作所は11月13日、データ処理の高速化を低コストで実現するフラッシュメモリモジュール「Hitachi Accelerated Flash」(HAF)を活用したストレージ製品を全面的に強化すると発表した。同日から世界で提供を始めた。
小規模システムでも低コストでフラッシュを活用したデータ処理を高速化するため、HAFを搭載可能なストレージ製品として、新たに統合ストレージ「Unified Storage 150」を追加。
HDDを搭載せずHAFのみにすることで大容量データの高速処理を実現するオールフラッシュモデル「Unified Storage 150 all flash」も製品化した。
Unified Storage 150の上位機種であるエンタープライズディスクアレイシステム「Virtual Storage Platform」と統合ストレージ「Unified Storage VM」向けには、2倍に容量を拡大したHAFを開発し、容量あたりの導入コストをさらに削減できるようにした。
さらに、Unified Storage VM向けには、Accelerated Flashなどのフラッシュ媒体を活用した際のデータ処理性能を従来の約2倍に向上したというソフトウェア「Flash optimization」を開発した。