ジー・サーチと日本マイクロソフトは11月13日、ソーシャルメディア分析サービス「GARNET」を発表した。IaaS/PaaS「Windows Azure」にデータを蓄積、フロントエンドとしてExcelを使う。初期導入費用が10万円。サービス利用料は月額で10万円から、年一括払いは98万円。11月18日から提供する。

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GARNETは、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアから発信される情報を蓄積し収集、分析するためのサービス。ユーザーはExcelから直接このサービスに接続でき、WordやPowerPointとも連携することで、分析からレポート作成業務までが大幅に効率化できるという。
ファン数やいいね!の数、リーチ数などのFacebookページの概要分析、Facebookページへの投稿単位の分析といった機能を利用できる。Twitterでは、フォロワー数やツイート数、そのリーチ数など概要分析に加えて、指定したキーワードでのソーシャルリスニングなども利用できる。
Windows Azureからデータをダウンロードした後でExcelに保存すれば、オフラインでも分析できる。申し込み以降のソーシャルメディアデータはクラウドに蓄積され、いつでも分析できる。
ジー・サーチが保有するビジネス情報データベースやユーザー企業が所有するデータとの相互連携も可能であり、例えばソーシャルメディアでのつぶやき件数と商品売り上げの相関関係の分析が可能になるとした。さらに各種調査データを分析パラメータに加えることにより、精度の高い分析が可能になると説明した。
同社は今後3年間、GARNETで5億円の売り上げを目指す。