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10年後、スマートフォンに眼球インプラントが取って代わる可能性 - (page 2)

Enterprise Innovation日本版

2013-11-19 11:00

 「私はインドの通信業界で働いてきましたが、通信事業者が収益の低下を懸念しているのは確かです。特に新興市場で、通信事業者は新たなインターネットユーザー層を自社のネットワークに惹きつけなければなりません。例えば農民に対して、モバイルインターネットサービスの必要性をどう説得したらいいでしょうか。さまざまな環境の消費者に対して、それぞれに合った形でインターネットの必要性をアピールしなければならないのです」(Gujral氏)

 それぞれが利益を得ている限り、通信事業とOTT事業者は容易に共存し、パートナーになれるとGujral氏は語る。

 「私たちは、何百社もの通信事業者と協業しています。それらの事業者が協業を希望する唯一の理由は、それが彼らにメリットをもたらすからです。事業者はメリットが得られない協業には足を踏み出しません」(Gujral氏)

 「通信事業者の利益には、Twitterの広告収入の一部も含まれるのか」という問いには、同氏はこう答えた。「いいえ、広告収入は分配しません。通信事業者が、データ通信の収益を私たちに分配しないのと同じことです」(Gujral 氏)

 NTT Communicationsのエグゼクティブ・バイスプレジデント、Michael Wheeler氏は、「Googleを競合相手とは見なしておらず、長期的視点で見れば、OTT事業者の台頭は、通信事業者の終息を意味してはいない」と語る。しかし同氏は、OTTがユーザーの音声やテキストサービスの利用を変えつつあるため、通信事業者は生き残りのために、事業のあり方を変えなければならないだろう、とも話す。

 「10年後も、通信事業者とコンテンツ事業者は存在していると思います。ただし、事業コミットメントの方法や、事業を行うパートナー、両サイドがどのように事業を収益化していくかなどの面で、ビジネスモデルは大きく変わっているでしょう」(Wheeler氏)。

 Wheeler氏はさらに、こうつけ加えた。「私は目にインプラントはしたくありません」

 これに対し、Salvador氏は「いいんですよ。それはジェネレーション・ギャップというものでしょう」と応酬した。

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Enterprise Innovation日本版
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