米Palo Alto Networksと米VMwareは米国時間11月19日、共同開発に向けたパートナーシップを締結したと発表した。ネットワーク仮想化基盤「VMware NSX」をベースにPalo Altoのネットワークセキュリティを「Software-Defined Data Center」でプロビジョニング、分散する作業を自動化する技術を開発する。
ハイパーバイザ「VMware vSphere」の上で稼働するPalo Altoのファイアウォール「VM」シリーズとNSXを組みあわせ、物理環境と仮想環境のネットワークセキュリティを一元管理できるようになると説明。現在、ベータ版が一部のユーザーに提供されており、正式販売は2014年前半を予定している。
現在、この統合ソリューションのベータ版が一部ユーザーに提供されており、正式販売は2014年前半を予定している。
Palo Altoは開発の背景について、クラウドの基盤となるデータセンターは環境の変化が激しく、セキュリティのプロビジョニングと変更管理は運用上の課題とされていると指摘。アプリケーションのプロビジョニングが簡略、迅速化されたが、ネットワークセキュリティの設定とポリシーの適用には時間がかり柔軟性という点で問題があると言われている。