MS製品の未修正の脆弱性突く標的型攻撃、IPA確認--メールは日本語

山田竜司 (編集部) 2013年11月21日 14時19分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)は11月20日、Microsoft製品などの脆弱性(CVE-2013-3906)を突いた、国内の組織に対する標的型攻撃を確認したと発表した。Microsoftから修正パッチが提供されるまでの間、回避策の実施を呼びかけている。

 今回の脆弱性は、WindowsやOffice、Lyncに潜在する脆弱性であり、Microsoftから11月6日に公表された。マカフィーが11月11日時点で、この脆弱性を狙った攻撃を確認している。Microsoftも標的型攻撃を確認している。Microsoftは、攻撃コードが実行されないようにする回避策を提供している。


標的型メールを使った攻撃のイメージ(IPA提供)

 IPAが確認した標的型攻撃メールでは件名や本文、添付ファイル名に日本語が使われており、添付ファイル名は「履歴書.zip」となっていたという。ファイルを解凍して得られるWord文書ファイルを開くと、マルウェアに感染するという仕組みとなっている。業務上、添付ファイルを開いて内容を確認する必要があり、外部に公開されている問い合わせ窓口へのメールを装うという手口が使われたという。

 IPAは今回の脆弱性を悪用する攻撃について、Word以外のファイルが使われる可能性やウェブサイトへの誘導で攻撃される可能性もあると警告している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算