携帯電話などを販売する兼松コミュニケーションズは、店舗改善や従業員満足度向上の一環として“ウェブ目安箱システム”を構築した。アルバイトから意見をリアルタイムで収集する。パイプドビッツが11月22日に発表した。
現在、兼松コミュニケーションズは現在、携帯キャリアショップなどを全国に展開している。
同社はパートタイムで勤務するスタッフが多い店舗で、コミュニケーションを図るためにウェブ目安箱システムを活用する。パイプドビッツが提供するPaaS「スパイラル」をベースにした。
兼松コミュニケーションズは、スパイラルのウェブフォーム機能を活用し、アルバイト従業員のPCや携帯からリアルタイムに意見を投稿、収集できる環境を構築。実名と匿名のどちらでも受け付け、メールアドレスを管理者に通知せずに返信できるようにした。投稿者の心理的障壁を下げ、改善アイデアや現場でのトラブルなど、迅速な対応が必要な課題の早期発見や早期対応を効果として見込んでいるという。
同社はスパイラル導入の理由として、仕様変更や機能追加などが柔軟に行える仕組み、導入後のサポート体制や導入実績を挙げている。