日本マイクロソフトは11月22日に、パブリッククラウドサービス「Windows Azure」において「Windows Azure BizTalk サービス」と「Windows Azure Traffic Manager」の正式な運用を開始した。2013年12月31日まではキャンペーン料金が適用。2014年年1月1日より一般提供料金が適用される。
BizTalkサービスは、サプライチェーン、クラウドベースのEDI、エンタープライズアプリケーション統合などを実施するためのクラウドベースの統合サービス。デベロッパー、基本、標準など4つのレベルで提供されている。
また、Traffic Managerを使用すると、複数のWindows Azure ホステッド サービス間でトラフィックを負荷分散できる。
トラフィックを効果的に管理することにより、アプリケーションのパフォーマンスや可用性、復元性が保証されるという。Traffic Managerでは、負荷分散の方法として、利用量ごとに金額が異なる「パフォーマンス」「フェールオーバーラウンド」「ロビン」の3種類が用意される。サービス品質保証契約(SLA)として、稼働率を99.99%と設定している。年内は10億DNSクエリまで無料で利用できる。