国内クライアント仮想化市場規模は5年後に2倍--IDC調査

2013-12-20 13:27

 IDC Japanはこのほど、2013年上半期(1~6月)の実績調査をもとに、国内クライアント仮想化ソリューション市場について分析を実施し、その結果を発表した。

 2013年の国内クライアント仮想化ソリューション市場は前年比24.9%増の4555億円だった。同市場は2012~2017年の年平均成長率(CAGR)は19.7%、2017年には8978億円まで拡大すると予測した。

 国内クライアント仮想化ソフトウェア市場の2013年上半期の出荷ライセンス数は前年同期比13.6%増の68万5894、2013年通年では前年比24.9%増の153万8483、2017年には230万8510まで増加すると予測。2012~2017年のCAGRは13.4%とみる。

 2013年法人向けクライアント端末における仮想化導入率は24.1%、2017年には45.5%まで拡大するとした。

 同市場拡大の背景には、GPU仮想化がある。GPU仮想化の実用性が高まり、2014年からCADやCAEなどでの利用が本格化するという。従来まではCADで取り扱うデータはサイズが大きく、ネットワーク転送や共有が困難であったという。

 クライアント仮想化を実装することにより、CADデータがサーバサイドあっても画面転送させることでネットワーク負荷を軽減し、共有を可能にした。また近年は中国などへのオフショア開発が進み、遠隔地でCADデータを参照するケースが増加しているという。ローカルにデータを保存しないクライアント仮想化は、セキュリティ面でも有効であり、主に製造業、建築業、公共機関、教育機関、地図情報システム、医療画像分野での需要が見込まれると説明した。


2012~2017年 国内法人向けクライアント仮想化市場 稼働台数、導入率予測(IDC提供)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]