NEC、PLMクラウドサービスをタイで販売開始

NO BUDGET 2013年12月18日 17時31分

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 NECは12月18日、PLM(Product Lifecycle Management)クラウドサービス「Obbligato for SaaS」の販売を、タイでも開始すると発表した。現地法人現地法人NECタイを通じて販売する。タイ国内のデータセンターからSaaS型のPLMソフトウェアを提供する例はほかにないとしている。価格は、5ユーザーが利用する場合、日本円換算で月額7万5000円から。同社ではタイに進出する電機、機械、自動車、自動車部品などの日系製造業を中心に拡販し、今後5年間で100社への導入を目指す。

 PLMは、製品開発の過程で発生する多種多様な技術情報を、製品構成情報(BOM:Bill Of Materials)にひも付け、製品ライフサイクルにわたって統合管理することで、製品開発力の強化を目指すもの。Obbligato for SaaSは750社以上の導入実績があり、そのノウハウを基に「製品構成(BOM)管理」「ドキュメント管理」「設計変更情報管理」に関する業務機能を定義して実装したSaaSだ。個別にカスタマイズすることなく、短期間で低コストにPLMに取り組めるという。

 タイ進出の背景は、アジア市場開拓やチャイナプラスワンなどの観点から、日系製造業の同国への進出が加速していることにある。日本で設計開発した製品を現地仕様に変更するだけでなく、現地で新製品の設計開発から実施する動きも始まり、製造業の基幹情報である設計図面、仕様書、部品表などの製品技術情報や関連ドキュメントを効率的に管理するPLMへのニーズが高まっているという。

 同サービスを導入することで、企業の設計部門は、約2週間という短期間でシステムを利用できるだけでなく、バージョンアップにも迅速に対応できるため、常に最新のシステムを利用できる。また、自前でシステムを構築・運用する場合と比べて、10ユーザー利用の場合で、初期費用と5年間の運用コストを合わせて約60%削減できるとしている。さらに、タイ国内のデータセンターからサービスを提供することで、利用者は日本と同等の安定性や応答速度が得られるのも利点だ。

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