ビットアイルは、「Salesforce」上のデータを可視化するツール「MotionBoard for Salesforce」を導入した。ウイングアークが1月14日に発表した。
ビットアイルでは、クラウドやインターネットデータセンター(iDCサービス)、マネージドといったサービスなどの営業活動に2010年12月からSalesforceを活用し、営業リードや案件の可視化に取り組んできた。だが、マーケティングリードから案件化、受注への流れを管理するには、Salesforce標準のレポート機能だけでは足りず、データを抽出してExcel上でレポートを作成していたという。
MotionBoardの導入は、マーケティング部門による評価版のトライアルから始まり、ウェブや電話による問い合わせなどのプロモーションチャネルでの月ごとのマーケティングリード獲得数、見込数(営業リード)、案件数、受注数を一覧でき、現在と将来の観点で容易に予算と実績を把握できるようになったという。
2013年6月の正式導入以後は営業部門にもMotionBoardが展開され、案件管理などに利用されるようになった。受注確度を色分けして単月と累計の予算と実績を一目で把握できるようにしたり、気になるデータを詳細までドリルスルーして現状を容易に把握したりしている。
「スナップショット」機能で先週と今週の変化や着地の差分分析なども行っているという。MotionBoardをマーケティング部門と営業部門で共有することで、営業チームのミーティングにマーケティング部門の担当者も参加し、営業の目線に立って施策について議論できるようになったとしている。