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ファイア・アイ、製品ラインアップ刷新--名称も変更、小規模向けも提供

吉澤亨史

2014-01-16 12:28

 ファイア・アイは1月15日、提供するアプライアンスのラインアップとハードウェアを刷新するとともに、名称を変更した。全ての製品名を共通の表記法で統一する。「FireEye」ブランドへの集中と対応マーケットの拡大を図る。小規模環境向けの「NX 900」(税別価格159万9000円~)の提供も開始した。

 同社カントリーマネージャーである茂木正之氏は、IDCがセキュリティ製品の新しいカテゴリとして「STAP:Specialized Threat Analysis and Protection」を設定したことを挙げ、「まさにファイア・アイの製品がSTAPにあたる」と述べた。STAPでFireEyeはグローバルで38.8%のマーケットシェアを占めるという。IDCによる日本国内での同様の調査結果は出ていないが、茂木氏は「日本ではグローバル以上のシェアを占める実感がある」という。

茂木正之氏
カントリーマネージャー 茂木正之氏
小澤嘉尚氏
シニアシステムエンジニア 小澤嘉尚氏

 日本の中小規模企業は600万社を超えており、そのすべてがネットワークにつながっている。大規模企業でも、本社を守る戦略はあっても、海外拠点や工場、国内の関連会社などはウィークポイントになってしまう。

 そういうところに重要なデータがあることも事実であると茂木氏は指摘する。事実、中小規模企業では自社を守ることはもちろんだが、自社が大規模企業への攻撃の踏み台にされるのではないかという懸念が多いとしている。そこで同社ではラインアップを刷新し、中小規模企業までをカバー、全層に対して製品を提供する。

 同社シニアシステムエンジニアである小澤嘉尚氏は「ファイア・アイは、さまざまな可能性を模索しており、今回のハードウェア一新がそのスタートである」とした。将来の機能拡張を見据えたブランドの再定義を図るとともに、単一機能を製品名にすることでマーケットの誤解を回避するという。

 従来の「Web Malware Protection System(Web MPS)」「Email Malware Protection System(Email MPS)」「File Malware Protection System(File MPS)」を、それぞれ「NX」「EX」「FX」に名称を変更した。“X”は仮想空間での分析機能を意味する。管理専用の「Central Management System(CMS)」は「CM」に、マルウェア分析システム「Malware Analysis System(MAS)」は「AX」となった。

 小澤氏は各製品のラインアップを紹介した。機種名の2桁目の数字が従来機器の「3」から「4」に変更されたほか、数字の大きさがスケーラビリティを示すという。追加されたNX 900は小規模環境に向けたものだが、機能的には上位機種と同様であるという。

 CMシリーズでの集中管理、既存製品との統合、情報共有が可能なため、中堅中小企業(SMB)や離れた場所にある支社や支店(Remote Office, Branch Office:ROBO)での活用に適しているという。「小さな環境にあるデータも重要。ファイア・アイはそれらも守っていく」(小澤氏)

名称変更後のアプライアンス群
名称変更後のアプライアンス群
NX 900も含めた活用例
NX 900も含めた活用例。中央の本社ではメールに対応する「EX 8400」、ウェブからの脅威を保護する「NX 7400」、コンテンツに潜む脅威から守る「FX 8400」を使い、「CM 7400」で一元的に管理する

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