KDDI、専用線とWANで利用できるAWS--要件定義から保守までを一括対応

山田竜司 (編集部)

2014-01-20 14:10

 KDDIは1月20日、イントラネット経由で「Amazon Web Services(AWS)」を利用できる「AWS with KDDI」を2月28日から法人向けに提供すると発表した。KDDIは「AWS Partner Network(APN)コンサルティングパートナー」に加入した。

 AWS with KDDIは、システム構築で要件定義から設計、構築、運用保守までをKDDIがワンストップで提供するサービス。ネットを経由せずにAWSに接続できる専用線接続サービス「AWS Direct Connect」「KDDI Wide Area Virtual Switch(WVS)」の接続を標準機能として備え、自社設備を運用する場合と同様にセキュアな環境という。メニューは「マネージドサーバ」と「マネージドデータベー ス」の2種類で構成される。

 マネージドサーバは「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」を利用する。利用できるOSはCentOS、Windows、Red Hat Enterprise Linuxの3つ。税別月額料金は7万~12万5000円。システムの稼働状況を監視し、負荷に応じてサーバ台数を月間最大 7台(1日分)まで追加できる。

 マネージドデータベースは「Amazon Relational Database Service(RDS)」を利用する。利用できるデータベースはMySQLとOracle Database。税別月額料金は6万~17万円。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]