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NEC、神奈川県内に新データセンター--4月からIaaSを提供

NO BUDGET

2014-01-23 19:47

 NECは1月23日、クラウド基盤サービスとハウジングサービスの両方で利用できる「NEC神奈川データセンター」を1月27日に神奈川県内に開設すると発表した。同日からハウジングサービスを提供し、4月から「NEC Cloud IaaS」を提供する。

 新データセンターは、新宿駅から約1時間でアクセスできる。活断層から9km以上、海岸から30km以上離れたハザードマップの被害想定区域外という立地。建屋は耐震構造であり、マシンルームは免震構造。満床時でも最大72時間の無給油連続運転できる自家発電装置を設置し、電源設備を冗長化するなど災害に備えた。

 マシンルームへの入室セキュリティとしてはICカード認証やサークルゲートに加え、世界一の精度という同社の顔認証エンジン「NeoFace」を採用している。米国公認会計士協会が定める受託業務の内部統制保証報告書の取得を予定しており、ユーザー企業の内部統制監査対応業務の効率化を実現するという。

 新データセンター専用に、低消費電力CPUを採用した省電力高集積サーバを新たに開発した。1ラックあたり700サーバが収容可能であり、既存のブレードサーバを活用する場合に比べて、消費電力と設置スペースを4分の1に削減したという。

 二重構造の天井から冷気を吹き降ろし温まった空気を再び天井内で冷やすことで、機器の配線に影響を受けにくく効率的に冷却できる空調方式を採用し、従来の床から吹き上げる方式と比較して消費電力を約20%削減できると説明。省電力高集積サーバには、冷媒の気化の際に熱を奪う原理で冷却する「相変化冷却方式」をもとにNECの中央研究所が開発した冷却装置を採用し、従来の水冷方式と比較して消費電力を約30%削減するという。電力使用効率(Power Usage Effectiveness:PUE)は設計値で1.26とした。

 NECでは、このデータセンターで提供するクラウド基盤とハウジングの両サービスを組み合わせて利用することで、ユーザー企業のシステム全体の運用を効率化できるとしている。Software-Defined Networking(SDN)を活用しネットワークを仮想化することで、オンプレミスのシステムからの移行が容易になるという。IaaSでは、約5分でリソースを調達できるとメリットを説明している。

 データセンター間ネットワークを活用して他のデータセンターとの連携や、NECがユーザー企業に代わりシステム全体を統合運用するサービスも提供する。NECは今後、Cloud IaaSやハウジングサービスの拡販、拡充を進めることに加えて、構築ノウハウを活かし、新興国を中心に企業が早期にデータセンターを構築できるよう支援策の提供も計画しているという。

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