海外売上高は25%増
一方、産業分野の売上高は12.2%増の787億円、営業利益は前年同期の4億円の赤字から、36億円の黒字に転換した。
「売り上げ、利益とも四半期ごとに伸び率が高まっている。子会社の清算を含めた上で利益を確保しており、産業分野が強くなっていることを示している」という。
デジタルカメラなどを含むそのほか分野の売上高は9.2%増の1197億円、営業損失は前年同期の23億円の赤字からは回復したが、マイナス3億円の赤字となった。
「第2四半期の1億円の黒字に続き、第3四半期も1億円の黒字。黒字に貢献しているのはリコーリースの事業だが、カメラ事業も着実に利益増大に貢献しはじめた。カメラ事業は、第3四半期ではブレイクイーブンまできており、日本とアジアでは増収。欧州、米国を含めた全世界トータルでも増収になっている」とした。
地域別では、国内売上高が前年同期比4.9%増の6723億円、海外売上高は25.9%増の9392億円となった。
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