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ワークマン、自動受発注システムで受発注管理件数を倍に

山田竜司 (編集部)

2014-02-05 08:02

 作業服などの販売を手掛ける店舗「ワークマン」を運営するワークマンは、ビッグデータを活用して需要を予測し、その結果などから推奨発注数を算出、小人数で受発注業務にあたっている。システムを構築した三井情報(MKI)が2月4日に発表した。

 小売業や流通業では常時大量の商品を取り扱うため、商品の欠品や過剰在庫のリスクがあり、発注数や在庫数の判断が属人的であることが多い。

 ワークマンも、既存の群馬県に加え滋賀県に流通センターを新設する予定だったが、東西の2センターに分けて発注するため、発注件数と発注量算定業務は2倍となり人員を倍増する必要に迫られていた。

 そこで、ワークマンは発注効率を上げて、従来の人員で対応するべく、MKIの在庫予測が可能な「需要予測・自動発注ソリューション」を採用した。

 需要予測・自動発注ソリューションは、オープンソースの統計解析ツール「R」をベースに開発した需要予測エンジンと、NTTデータイントラマートのウェブシステム共通基盤「intra-mart」をベースとする自動発注エンジンの2つから構成された製品。

 需要予測エンジンに組み込まれている複数の予測モデルに過去の受発注データを取りこむことにより、最適なモデルを自動的に選択、需要予測をする。その後、自動発注エンジンが予測結果や在庫情報から推奨発注数を算出し、適正な発注量から、発注判断が可能になるという。

 ワークマンの場合も過去数年の流通センター出荷データを基に需要パターンを予測するアルゴリズムを採用し、計算量が軽微なシステムを構築した。ワークマン向けにカスタマイズしたシステム開発は9カ月で完了。人員を増員することなく発注業務に対応し、商品の推奨発注量が算出や不測の欠品状態を招かなくなったと説明する。需要予測・自動発注ソリューションの価格は需要予測、自動発注エンジンごとに1000万円から。

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