摂りすぎキケン!な油
「トランス脂肪酸」と呼ばれる不飽和脂肪酸の脂質を聞いたことがあるでしょうか?マーガリンやショートニング、ファットスプレッドやそれらを使用した揚げ物、パン、ケーキ、ドーナツなどに含まれています。
農林水産省では、過剰摂取した場合の健康への悪影響が懸念されており、悪玉コレステロールの増加や心臓病のリスクを高めることが報告されています。
生活習慣病が社会問題となっている欧米の国では、加工食品に飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の含有量の表示の義務付けやトランス脂肪酸の上限値の設定をしているところもありますが、日本では未だに義務がないようなので、個人レベルで気をつけることが大切です。
米国では総脂肪、飽和脂肪酸、コレステロール、トランス脂肪酸の4つの脂質を加工食品の栄養表示の義務付けがされているほど、トランス脂肪酸以外の脂質に対しても摂りすぎないよう呼びかけています。
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摂りすぎることで生活習慣病との関係が懸念されている脂質ですが、上手く活用することで体脂肪を減らしたり、メタボを防いだりする手助けともなるので、日頃オメガ6を多く摂っている方はオメガ3を多めに摂ったり、トランス脂肪酸を控えてみたり、全体的な脂質の量を見直したりと心がけてみてはいかがでしょうか。
※参考文献等:「病気がイヤなら「油」を変えなさい!」山田豊文著、農林水産省/トランス脂肪酸に関する情報
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- 小島あり彩
- 株式会社HAPPY ARCH 代表取締役
- 分子整合医学美容食育協会(ファスティングマイスター学院) 渋谷北支部支部長。「体の自立をサポートすること」「自立型美容」を理念に掲げて ファスティング、デトックス、食育の知識を伝えている。ファスティング酵素ドリンク「アイ酵素」開発・販売、「ファスティングマイスター」資格発行業務、エステ・整体等店舗向け酵素、ファスティング、食育指導研修、健康、美容、ダイエット、アンチエイジング関連のイベント・セミナー運営 ブログはこちら。