ビットアイル、日本マイクロソフトの国内データセンターと連携するハイブリッドクラウドサービスを発表

山田竜司 (編集部)

2014-03-04 07:30

 ビットアイルは2月27日、Windows Server専用のプライベートクラウドサービス「ビットアイルクラウド プラットフォームサーバWシリーズ」(Wシリーズ)と、IaaS/PaaS「Microsoft Windows Azure」の国内データセンターの連携による、ハイブリットクラウドサービスを2月27日に開始すると発表した。「Microsoft System Center 2012 SP1 App Controller(System Center)」によるWシリーズとWindows Azureの統合運用管理、仮想ネットワークによる安全なネットワーク接続を提供する。

 Wシリーズは、仮想化基盤として「Windows Server 2012 Hyper-V」を採用したWindows専用のプライベートクラウドサービス。WシリーズとWindows Azureとの連携により、Wシリーズを利用する企業は、Windows Azureとのハイブリッドクラウド環境を活用でき、自社のシステムに最適なインフラの構築、運用を実現できるとした。また、日本国内にある2つのデータセンターをネットワークで連携するため、遅延が解消されるとしている。

 ビットアイルは、System CenterによりWシリーズとWindows Azure間でのサーバ展開が柔軟であるなど統合運用管理ができる点や、WシリーズとWindows Azureの仮想ネットワークをVPN接続し、安全なデータ通信が可能になる点を特徴として挙げている。


WシリーズとWindows Azureとの連携イメージ図

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]